
新米2000円台、古米3000円台、どうしてこうなった。米の大暴落に。
コメの平均価格が3191円まで下がる中、店頭では今年の新米「ふさこがね」が2000円台で販売され、3000円台の前年産米より安くなる逆転現象が起きています。前年同時期の新米より1000円以上安いといいます。
背景には、高値で仕入れた前年産米の在庫と、備蓄米や外国産米への需要移行があります。農家には概算金の減額が広がる一方、肥料、農機具、燃料、電気代などの生産コストは上昇しており、経営を圧迫しています。
21日に発表されたコメの平均価格は3191円と下落傾向。
新米「ふさこがね」が2000円台です。
去年の同じ時期に販売された新米と比べ、1000円以上安くなっているといいます。
結論から言えば、新米が安くなったから一件落着ではありません。5キロ2000円台は家計には朗報ですが、前年産を高値で仕入れた卸は赤字を抱え、農家は肥料、燃料、電気代が上がる中で概算金を下げられています。消費者の負担軽減と生産者の継続を対立させれば、また不足と高騰を繰り返すだけです。昨年産が高いまま残る逆転現象は、市場が在庫量や流通価格を十分に見通せなかったツケでしょう。政府と農協、卸は、生産量、在庫、契約価格をもっと早く公開し、投機的な買い集めや売り渋りを監視すべきです。農家支援は店頭価格をつり上げる形ではなく、所得補償や水利・資材費支援で直接行う方が透明です。古米は品質を確かめて用途別に値下げし、廃棄を避ける必要もあります。安値だけを喜ばず、消費者が買える価格と農家が翌年も作れる利益の両方を基準に戻すべきです。
