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神奈川の通勤は40年で「労働8.3年分」 家賃を抑えて、時間で差額を払う。これぞ資本主義の犠牲者。


神奈川の通勤は40年で「労働8.3年分」 家賃を抑えて、時間で差額を払う。これぞ資本主義の犠牲者。

神奈川県の平均往復通勤・通学時間は100分で、全国平均の79分を上回ります。BUSINESS INSIDER JAPANが紹介したスキルアップ研究所の試算では、この時間を年間245日、40年間積み重ねると約1万6330時間。1日8時間・年間245日の労働時間に換算して約8.3年分になります。

試算の基礎は総務省の2021年社会生活基本調査で、学生の通学時間も含みます。実際に全県民が生涯で8年を移動に費やすという意味ではありません。記事は、読書などに使える面も認めつつ、住まいや仕事を選ぶ際に給与・家賃と時間の負担を併せて考える視点を示しています。

勤務地や住まい、働き方を選ぶ基準は、給与や家賃だけではない。

※データには学生の通学時間も含まれます

出典:神奈川県民の生涯通勤時間は「8年分の労働時間」に匹敵、最短の県とは1.8倍の差。通勤の「人生コスト」が明らかに(BUSINESS INSIDER JAPAN) – Yahoo!ニュース

通勤時間は、家賃や給与の比較表から抜け落ちやすい生活コストです。郊外で住居費を抑えても、毎日の自由時間で差額を払う形になるなら、その負担まで含めて考えたいところです。ただし、労働8.3年分という換算を、人生の8年が丸ごと消える話にしてはいけません。長く同じ条件が続くと仮定した試算で、通学も含む数字です。見出しの大きさより、自分の往復時間を確かめる方が役立ちます。

座って本を読める電車と、身動きできない満員電車では、同じ1時間でも疲れ方が違います。家族の都合で引っ越せない人や、現場へ行かなければ成り立たない仕事もあります。近くに住めば済むと言うのは簡単です。企業には、出社が必要な業務と回数を見直し、在宅勤務が難しい職場でも配属や勤務時間を工夫してほしいです。社員が毎日差し出す時間を、通勤手当だけで埋め合わせた気になっては困ります。

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