
ケーキ屋の倒産45件、過去30年で最多。ケーキ屋が儲からなければ、別の業種をやればいいじゃない。
ケーキや和菓子店などの倒産は2026年1~7月に45件となり、同期間では過去30年で最多を更新しました。2025年通年の58件を上回る可能性が高い状況です。
45件のうち物価高の影響を受けた倒産は15件、人手不足による倒産は5件でした。販売不振が41件を占め、資本金1000万円未満の小規模事業者が約7割に達しています。
1-7月累計は45件に達し
15件(構成比33.3%)が物価高の影響を受けた倒産
「販売不振」が41件(構成比91.1%)
出典:「ケーキや菓子店」の倒産が過去最多 ~ 値上げで帰省土産も我慢、贈答慣習の変化も影響 ~(東京商工リサーチ) – Yahoo!ニュース
ケーキ屋の苦境は、努力不足より「上げても売れない、上げなければ赤字」という詰みやすい構造です。小麦、乳製品、果物、包材、光熱費、人件費が同時に上がる一方、生活必需品ではない菓子は家計が苦しくなると真っ先に削られます。消費者へ無理に買い支えを求めても、スーパーの弁当より高いケーキを日常的に選べないのは当然でしょう。店側には小型商品や予約生産、廃棄削減などの工夫が必要ですが、小規模店だけで円安と原料高を吸収するには限界があります。自治体や商工団体は、共同仕入れ、設備更新、価格転嫁の相談を実務で支えるべきです。街の菓子店が消えてから文化だ観光資源だと惜しんでも遅いです。45件という数字は、ぜいたく品から先に地域経済が痩せている警告です。
