
コメ急落、借金8000万円の農家は赤字確実。都会の消費者はもう米価格米価格に興味なし。
2026年初めに最高値を付けたコメ価格は、その後急落しました。栃木県で大規模農園を営む男性は、肥料や農機具の費用が上がる中、概算金が2万円を切ると利益が出ないと話しています。
農園は田んぼを25ヘクタールから22ヘクタールへ減らし、酒米や加工用米の契約を増やしました。男性には農業で作った借金が8000万円残り、すでに3、4件の離農相談が寄せられています。
「ウチは2万円切ると利益はありません。」
「僕もコメ農家をやっていく上で作った借金がまだ8千万円あります。」
「今年の赤字はもう確実です」
出典:「コメを作れば作るほど赤字になる」米価急落で農家が悲鳴…「借金8000万円」大規模農家が明かす“令和の米騒動”のその後(集英社オンライン) – Yahoo!ニュース
コメは安ければ安いほどよい、では持続しません。消費者が5キロ数千円の負担に苦しんだのも事実ですが、生産者の手取りが急落しても店頭価格や弁当が同じ幅で下がらないなら、農家と消費者の対立にしても解決しないでしょう。大規模化には農機や倉庫への借金が伴い、相場が乱高下すれば効率化した農家ほど固定費に追われます。一方、一人の農家の採算だけで全国の適正価格を決めることもできません。必要なのは、生産費と流通マージンを継続的に公開し、一定水準を下回る年は直接支払いで補う仕組みです。高値維持だけに頼ればコメ離れが進み、安値放置なら離農と耕作放棄が進みます。食料安全保障を語るなら、消費者価格を抑えながら生産基盤を守る予算を正面から示すべきです。
