
フラット35が3.830%、過去最高。民間の変動金利の審査に通らない人向けの最後の砦。
フラット35の10月分の最低適用金利は、借入額が住宅購入価格の9割以下の場合、年3.830%となりました。住宅金融支援機構が10月1日に発表したもので、2017年10月の制度改正以降で最高です。昨年10月の1.890%から大きく上がり、今年6月以降は5カ月連続で3%を超えています。
「最低金利は年3.830%」
「9月分からは0.370%幅上昇した」
フラット35の3.830%は、金利上昇のリスクを避けるために固定を選びたい人ほど重く受け止める数字でしょう。借りた後の返済額を見通せる利点は変わりませんが、その安心を得るための毎月の負担が増えています。昨年の金利と同じ感覚で物件価格から借入額を決めれば、家計に無理が出かねません。
一方で、変動金利なら必ず得だと飛びつくのも早計です。金利の将来を誰も確約できない以上、比較すべきは目先の月額だけでなく、金利が上がった場合の返済余力と、教育費などを含む生活費です。住宅を買うかどうかも含め、借入額を下げる、中古物件を検討する、購入時期を見直すという選択肢があります。固定の高金利を嘆くだけでなく、今の収入で無理なく返せる線を引き直す時期です。
