
老後のために今日の楽しみは消えた。月10万円積立が生む「NISA貧乏」
将来への不安から投資額を増やしすぎ、現在の生活が苦しくなる「NISA貧乏」が注目されています。つみたて投資枠は毎月最大10万円で、初任給30万円の人なら月収の3分の1を投資へ回す計算です。
NISA口座は約2800万に達し、18歳以上のおよそ4人に1人が保有。記事は、投資額より先に収入、固定費、生活費、年金などの現状を把握する必要性を伝えています。
NISAというのは投資するための器、お皿のようなものとイメージするといいと思います。
もし投資のために生活の質が落ちてしまうなら、そこまでして投資をする意味があるのか。
何より大事なのは現状把握。
出典:「NISA貧乏」なぜ生まれる? 「将来の安心」のために始めたのに… 投資との距離を考える(withnews by 朝日新聞) – Yahoo!ニュース
結論として、NISAは使うべきか否かではなく、いくらなら生活を壊さず続けられるかで考える制度です。非課税枠を満額使うことは競技ではなく、月10万円を積み立てられないから遅れているわけでもありません。収入、固定費、近い将来の支出、急な出費に備える現金を確認せず、周囲の金額だけを追えば、相場が下がる前に日常が苦しくなります。一方で、若いうちの積立をすべて我慢扱いするのも違います。将来への備えが安心になり、無駄遣いを減らせる人もいるでしょう。問題は旅行、学び、家族との時間まで削って、老後の数字だけを最大化することです。積立額は変更でき、必要なら立ち止まれます。年金や勤務先の制度も確認し、「みんながやっている」ではなく自分の家計から逆算すべきです。投資は人生を支える手段であって、現在の人生を空にする目的ではありません。
