
高専卒に求人35.3倍 「即戦力」が欲しいなら給料も大卒並みにするしかないよ。
高専卒の求人倍率が、今年3月卒では35.3倍だったとMBSニュースが伝えました。5年前の24.7倍から上昇し、IT・DX・AIなどの理系人材を求める企業が採用を強めています。信託銀行や証券会社も高専卒の採用を始めています。
高専生への需要が高まる一方、記事は大卒より給与が低いことが多いという待遇面の課題や、卒業生の約3分の1が大学へ編入している現状も紹介しています。少子化や知名度不足で学生を集めにくい学校もあるといいます。
「高専卒はなんと35.3倍」
「給料が大卒より低いことが多く、約3分の1が大学へ編入している現状」
出典:【求人倍率35倍超!】なぜ企業は「高専卒」に熱視線?大手銀行や証券会社も IT人材不足や転職時代が背景か 一方で学校側には「少子化・知名度」の課題(MBSニュース) – Yahoo!ニュース
高専卒を「即戦力」と呼ぶ企業は、その評価を初任給や昇進の道筋にも反映するべきです。求人倍率35.3倍という数字だけを見ると学生側の売り手市場に見えますが、応募できる求人が多いことと、納得できる待遇を選べることは同じではありません。専門教育を受けた人材を欲しがりながら、学歴区分だけで給与を抑えるなら、大学編入へ進む選択が増えても不思議ではないでしょう。
もちろん高専ごとに学科も進路も異なり、すべての企業が同じ待遇というわけではありません。企業は職務や技能に応じた処遇を示し、学校は進路の実績だけでなく、卒業後の働き方まで伝えてほしいところです。15歳で進路を選ぶ生徒には、就職の強さと同時に学び直しや編入の道も見えることが大切です。人手不足を理由に採るだけなら「高専人気」は長続きしません。
