
「誰か見ているだろうから、よしっ!」⇒東武日光線事故で死亡4人。
東武日光線新鹿沼駅で、線路上の除草剤散布にあたっていた作業員4人が特急列車と接触して死亡しました。
当時は見張り員から列車へ退避完了を示す黄色い旗が出されており、東武鉄道や運輸安全委員会などが合図に至った経緯を調べています。
見張りの作業員が列車に退避完了合図を出す中で起きた。
近年は安全管理が徹底される。JR東日本は列車接近を無線で受信する警告機を作業員全員が身に着ける。
出典:「今の時代、考えられない」日中の作業、見張り員は退避完了の合図 東武日光線事故(産経新聞) – Yahoo!ニュース
結論から言えば、4人が亡くなった以上、「見張り員がいた」「手順はあった」で安全管理を済ませることはできません。まず亡くなった作業員と遺族への対応を最優先にし、運転士を含む関係者の心のケアも必要です。原因は調査中であり、個人の操作ミスに早々と押し込むべきではありません。なぜ退避完了の合図が出たのか、意思疎通できない作業員がいた状況で作業を続けた判断は妥当だったのか、日中作業を選んだ背景は何かを一つずつ検証する必要があります。人は必ず誤るという前提で、全員への列車接近警報、無線による相互確認、センサー、必要に応じた線路閉鎖を重ねるべきです。マンパワー頼みを安上がりな常態にしたまま、現場だけに完璧を求める構造こそ改めるべきです。
