
赤い羽根募金、使途不明金が2億5000万円へ。ボロい商売だな。
北海道共同募金会の使途不明金は、新たに7000万円が判明し、合計2億5000万円に膨らみました。元事務局長は着服の疑いで懲戒解雇され、募金会は第三者委員会で原因を調べる方針です。
赤い羽根共同募金は地域や学校にも身近な仕組みだけに、問われているのは一人の処分だけではありません。集めた善意を誰が、どの手続きで、どう確認していたのかという組織の管理そのものです。
「赤い羽根共同募金」を運営する北海道共同募金会の使途不明金問題で、募金会は新たに7000万円の使途不明金があることを明らかにしました。
使途不明金は合計で2億5000万円に上るということです。
北海道共同募金会では、これまでにおよそ1億8000万円の使途不明金が発覚していて、着服の疑いがあるとして、元事務局長の男性が懲戒解雇されています。
出典:【速報】さらに7000万円不明 「赤い羽根」募金会明らかに 使途不明金は計2億5000万円に 北海道(STVニュース北海道) – Yahoo!ニュース
北海道共同募金会は、原因究明より先に募金再開の空気をつくるべきではありません。2億5000万円は、担当者一人の異常だけでは説明できず、入出金の照合、権限の分離、承認記録、外部監査が機能していたのかを明らかにする必要があります。なぜ追加の7000万円が後から出てきたのかも時系列で示すべきです。
善意の寄付は、買い物のように対価が返るものではないからこそ、運営側の説明責任が重くなります。学校や町内会を通じて協力してきた人ほど、断りづらさを抱えながら信頼を預けています。第三者委員会の報告は要約だけで済ませず、回収見込み、再発防止策、今後の監査頻度まで公開してほしいところです。
北海道共同募金会が守るべきなのは組織の体面ではなく、寄付を必要とする人への支援です。会計の穴を曖昧にしたままでは、最も割を食うのは不正に無関係な受益者です。集める力より、まず説明する力を見せる局面でしょう。
