
公明党、自民党との再連立に含み 「今はない、将来は別」。なんでお前選べる側だと思ってんだ?
公明党の斉藤鉄夫元代表が、自民党との再連立は「現時点で全くない」としながらも、将来の可能性は否定しませんでした。連立離脱の理由となった「政治とカネ」の問題で改革が前進することを条件に挙げています。
斉藤元代表は企業・団体献金の透明化などを重視する一方、高市政権下の政治改革については後退していると批判しました。
再連立について「政治とカネの問題が解決しないのに、再び組むのは筋が通らない」と強調。
「連立はあくまで政策実現の手段だ。中道の理念と政策を軸に、与野党を問わず協力できるところとは協力する」とも述べた。
公明党が将来の再連立を完全に否定しないこと自体は、政治では不自然ではありません。政策を実現するために組む相手を固定しない、という説明にも理屈はあります。ただ、連立を離れた理由が「政治とカネ」だったのなら、何が変われば戻れるのかを曖昧にしたままでは、都合のいい逃げ道に見えてしまいます。
企業・団体献金の透明化を求めるなら、どの制度改正を必要条件とするのかを具体的に示すべきです。自民党を批判するだけでなく、自党の政治資金についても同じ物差しで説明してほしいです。支持者が知りたいのは、連立復帰の駆け引きより、改革にどこまで本気なのかでしょう。
今の政権では改革が後退したという評価と、将来は組む余地があるという発言は両立します。しかし、その間を埋める条件が見えなければ信頼は戻りません。「その時に考える」ではなく、先に基準を公表するのが筋だと思います。
