
ガソリン補助金継続、出口はまた先送り。リットル170円を守るため。
高市総理は、ガソリン価格を全国平均で1リットル170円程度に抑える補助金政策を継続すると表明しました。政府の支援により、8月17日時点の全国平均価格は169.8円だったとしています。
中東情勢が不透明で原油価格の見通しが難しいとして、予備費を活用します。必要な基金規模を確保するため、赤沢経済産業大臣に片山財務大臣との調整を指示しました。
ガソリン価格を170円程度に抑制するための補助金政策について継続する方針を表明した。
「中東情勢は依然として不透明であり、原油価格の見通しは困難な状況だ」
「ガソリン価格を引き続き全国平均リッター170円程度に抑制していくこととした」
急な燃料高を抑えるため、補助金を当面続ける判断は現実的です。車が生活必需品の地域だけでなく、物流、農業、漁業にも燃料費は響くため、打ち切れば商品価格へ波及しかねません。ただ、170円は市場が実現した価格ではなく、公費で作った価格です。継続するなら、投入総額、店頭価格への反映率、元売り各社の受給額を月ごとに示すべきでしょう。原油が下がった際の縮小条件もなければ、補助は終われない制度になります。減税の方が分かりやすいという考えもありますが、税収減が恒久化する問題は別に検討が必要です。目先の負担軽減と出口戦略を同時に示し、1円下げるためにいくら使ったのかまで検証できる形にすることが、「暮らしを守る」という説明の最低条件です。
