
川上拓斗審判員が意識回復 「また球場へ」の願いに、復帰を急がせないでほしい
川上拓斗審判員が意識を回復したと、家族がNPBを通じて明らかにしました。4月の試合中にバットが頭部に当たって負傷し、治療を受けていました。現在は会話や食事ができ、リハビリを続けています。
川上審判員は球場に戻って審判をしたいと話している一方、家族は後遺症が全くないわけではないとも説明しています。
担当医師からは「意識回復と見てよいでしょう」と判断を受けた。
会話や食事ができるようになり、後遺症が全くないわけではありませんが、回復できるよう日々リハビリに取り組んでいるところです。
川上審判員が会話や食事をできるまで回復したのは、本当にうれしい知らせです。球場に戻りたいという本人の言葉も心強いです。ただ、その願いを聞いてすぐ「いつ復帰できるのか」と急ぐのは違うと思います。後遺症が残っていることも家族は明かしており、回復の速さは周りが決められるものではありません。
審判は選手ほど注目されませんが、打球やバットが飛んでくる場所で試合を支える仕事です。事故後、球審のヘルメット着用が始まったことは前進でしょう。それで十分と決めつけず、現場で働く人の安全を継続して点検してほしいです。
いま必要なのは復帰予定を聞くことより、安心して治療とリハビリを続けられる支援です。本人が望む「また球場へ」を大切にするなら、球界もファンも焦らず待つ姿勢を見せたいところです。
