
小園海斗の会見を「態度」だけで裁くな 薬物使用未確認と説明不足は別
小園海斗選手は、広島東洋カープから来季の契約を結ばないと通告された後の取材対応をめぐり、批判を受けています。記事によると、球団は小園選手ら4人について指定薬物エトミデートを使用した事実は確認できていない一方、信頼関係を築くことが難しいと説明しました。
小園選手は取材では短い返答を重ねましたが、同日のInstagramでは軽率な行動を謝罪し、違法薬物の使用や所持への関与を否定しました。今後も野球を続けたいという意向も記しています。
「4人がエトミデートを使用した事実は確認できていない。」
「私には野球しかありません」
出典:そりゃ「態度が悪い」「不貞腐れてる」批判も出るけど…ゾンビたばこ騒動で戦力外「広島・小園」会見に感じた“切実な疑問”(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース
小園海斗選手の会見は、受け答えの印象と事実関係を切り離して見るべきです。短い返答に説明不足を感じるのは分かりますが、それだけで薬物使用を推認するのは行き過ぎでしょう。球団自身が使用の事実を確認できていないとする以上、疑惑を確定したかのように語ってはいけません。一方で、球団が信頼関係の難しさを理由に契約を見送ったことも、会見の態度だけで片付けられる話ではありません。
本人は文書では関与を否定し、野球を続けたい思いも伝えています。取材の場で同じ内容を自分の言葉で示せていれば、受け止め方は違ったかもしれません。ただ、戦力外を告げられた直後の人に、整った謝罪会見を当然のように求めるのも酷です。今後必要なのは、印象の採点ではなく、本人と球団が確認できる事実を丁寧に説明することでしょう。
