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「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産に 20年越しの悲願と観光急増への課題

奈良県明日香村、橿原市、桜井市にまたがる「飛鳥・藤原の宮都」が、ユネスコの世界文化遺産に正式登録されました。飛鳥宮跡や藤原宮跡など19遺跡で構成され、日本が律令制度に基づく中央集権国家へ移行した約100年間の宮都の変遷を示す遺跡群です。

奈良県などが世界遺産暫定一覧表への記載を国に提案したのは2006年で、登録決定は20年越しの悲願となりました。橿原文化会館のパブリックビューイングには約350人が集まり、決定が伝わると大きな歓声に包まれました。

「飛鳥・藤原の宮都」は、奈良県明日香村・橿原市・桜井市にある19の遺跡で構成されています。

地元の奈良県などが国に、飛鳥・藤原の遺跡群を世界遺産暫定一覧表に記載するよう提案したのは2006年で、20年越しの登録決定となりました。

明日香村の森川裕一村長は「さまざまな方たちが、いろんな形で応援してくれて、飛鳥・藤原の地が、美しく守られてきた。ひとつひとつのハードルを越えて、世界遺産登録が決まったこと、心からお礼を申し上げたい」と述べました。

出典:【速報】奈良の「飛鳥・藤原の宮都」世界文化遺産登録正式決定 地元は20年越しの悲願 「パブリックビューイング」歓声に包まれる(読売テレビ) – Yahoo!ニュース

結論として、世界遺産登録はゴールではなく、飛鳥・藤原の歴史的景観を次世代へ残す責任の出発点です。20年に及ぶ地域の努力が国際的に評価された意義は大きく、日本が中央集権国家へ移る過程を19遺跡からたどれる価値を国内でも学び直す機会になります。一方、明日香村周辺は道路や公共交通、宿泊施設の受け入れ余力が大きいとはいえず、急な観光客増加は住民生活と遺跡保全の双方に負担をかけます。観光客の国籍を問わず、入域ルール、予約・分散誘導、移動手段、ゴミ対策を先に整えるべきです。派手な観光開発で均質化するより、静かな田園景観と遺跡の文脈を守りながら、ガイドやデジタル展示で理解を深める方が地域の強みを生かせます。登録の経済効果だけを追わず、保全費用と住民の負担も公開して持続可能な運営にしてほしいです。

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