
くら寿司、従業員不正で「ちいかわ」企画中止。おわびで全品10%引き。
くら寿司は、従業員による不正行為が判明したとして「ちいかわ」コラボキャンペーンを9月6日の営業開始時から中止しました。景品配布やコラボメニュー、レシート応募などが一斉に終了します。
くら寿司は中止のおわびとして、9月6日と7日の2日間、レジで全品を10%割り引くと発表しました。楽しみにしていた利用者への対応ですが、すでに来店した客への救済になっているのかが焦点です。
同社は5日、調査を進めた結果、「ちいかわ」キャンペーンに関し、従業員の不正行為が判明したとし、キャンペーン中止を発表。
9月6日と7日の2日間「レジにて全品10%割引いたします」と伝えている。
出典:くら寿司、「ちいかわ」キャンペーン中止→「お詫びの気持ち」割引を発表【概要】(オリコン) – Yahoo!ニュース
くら寿司の10%引きは火消しとしては速いですが、補償の向きがズレています。コラボ景品を目当てにすでに来店し、通常より多く注文した客ほど不利益を受けたのに、割引を受けるにはもう一度店へ行って会計しなければなりません。これでは「おわび」より、仕入れた食材をさばく販促と見られても仕方ないでしょう。
人気キャラとの企画は集客力が大きいぶん、景品の管理を現場任せにすれば転売や抜き取りの誘惑も膨らみます。不正をした従業員への対応だけで終わらせず、景品数と配布数を照合できる仕組みや、店舗ごとの管理責任を明らかにすべきです。割引で新しい会計を作るより、対象期間のレシートを持つ客への還元など、先にお金を落とした人へ筋の通った救済を示すほうが信用回復につながるかと。
