勤務先の小学校で女子児童にわいせつな行為をした罪などに問われた元教諭の男に、広島地裁が懲役9年の実刑判決を言い渡しました。被害に遭ったのは、当時9歳から12歳までの女子児童34人です。
判決は、教員への信頼と児童の未熟さにつけ込んだ犯行だと指摘しました。一方、被害弁償金の支払いと専門機関で治療を受ける意思なども量刑で考慮されました。
勤務先の小学校で女子児童にわいせつな行為などをした罪に問われた元教諭の男の裁判で、広島地裁は19日、懲役9年の実刑判決を言い渡しました。
「当時教員であった被告に対する信頼や被害者らの未熟さにつけ込んだ卑劣な犯行」と指摘しました。
出典:女子児童34人にわいせつな行為「未熟さにつけ込んだ卑劣な犯行」 元小学校教諭(40)に懲役9年の実刑判決 広島地裁(RCC中国放送) – Yahoo!ニュース
この判決で最優先にされるべきは、被害を受けた34人の児童と家族への長期的な支援です。懲役9年を軽いと感じる声が強いのは、刑期が終わっても心の傷や学校への不信は終わらないからでしょう。一方、量刑は求刑や被害弁償、治療意思などを踏まえて裁判所が判断するため、怒りだけで決める話でもありません。だからこそ判決後が重要です。教員採用時の確認だけでなく、教室の端末管理、複数の大人が異変を拾う仕組み、相談窓口、被害発覚後の専門的ケアを自治体と教育委員会が継続すべきです。加害者個人を処罰して終われば、同じ死角は残ります。学校の名誉や組織防衛より子どもの安全を先に置く運用まで検証して、初めて再発防止と言えるでしょう。

