
セブンは5.4兆円売っても客数減 「高いけど便利」が、ただの「高い」に。
セブン‐イレブンは2026年2月期の全店売上高が5兆4693億円に達した一方、既存店客数は0.9%減り、国内コンビニ事業の営業利益も4.7%減でした。競合の増量企画やミニスーパーの台頭に対し、価格と量への不信、目立つヒット商品の不足が逆風になっていると記事は分析しています。
2026年2月期のチェーン全店売上高は、セブンが5兆4693億円で前期比1.9%増。
6月は売上高横ばい、客数3.5%減となり、やはり苦戦から抜け出せない状況だ。
これまでコンビニが得意としてきた「近所でちょっと買う」という需要を、ミニスーパーに奪われ始めたという構図だ。
source:「セブンイレブン」のオワコン化が始まった 「上げ底弁当」だけじゃない日本人が行かなくなった理由(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース
結論から言えば、セブンは終わったのではなく、「高くても選ぶ理由」が痩せています。5兆円超を売る最大手をオワコンと呼ぶのは景気のいい煽りですが、客数減と利益減は笑って流せません。コンビニ価格がスーパーより高いこと自体は、立地、24時間営業、品ぞろえへの対価として消費者も理解してきました。問題は、量や容器への不信が積み上がる一方、ローソンやファミマは増量企画で得を一目で見せ、まいばすけっとは近さと安さを両立させたことです。「便利だから寄る」だけでは、近所に安い店が増えた瞬間に負けます。セブンカフェ級の発明がないなら、まず価格、量、容器を見たまま分かる形に戻し、定番商品で納得感を積み直すべきです。味の評価は残っているだけに、派手な再建物語より、会計時に「また高くなった」と思わせない地道さが効きます。王者の看板より、客が次も選ぶ一品のほうが強いのです。
