
住宅ローン、金利高で年間18万円増の現実 「変動なら安い」が終わりの時代。
住宅ローンの金利上昇で、15年前に4200万円の一戸建てを変動金利で購入した61歳男性の返済額が、ここ数年で月1万円以上、ボーナス払い込みで年約18万円増えました。
住宅ローンの相談先は、男性に1年間の利息払いと返済期間延長を組み合わせるリスケジュールを提案しました。固定金利と変動金利を巡る問い合わせも、金利上昇報道後に急増しています。
「年間でおよそ18万円の負担増となりました」
「1年間はローンを利息払いのみとし、返済期間を延ばす“リスケジュール”を選択」
「普段の問い合わせの2倍から2.5倍ぐらい増えました」
出典:「なんとか払ってきたけど厳しい」住宅ローンが年間18万円増… 30年ぶりの大幅金利上昇が家計を直撃 家を売らずに利息のみ支払う“リスケジュール”という選択も(関西テレビ) – Yahoo!ニュース
住宅ローンで一番危ないのは、返済が止まってから相談することです。変動金利は低さと引き換えに上昇リスクを負う商品ですが、物価高や定年、再就職の難しさまで重なれば、当初は無理のない計画でも崩れます。年18万円増を「その程度」と切り捨てる話ではありません。
固定を選んだ人にも安心料という負担があり、結果だけで変動利用者を責めても役に立ちません。大切なのは、残高、残期間、収入減の可能性、金利がさらに上がった場合の返済額を早めに計算し、繰り上げ返済や借り換えが本当に有利かを手数料込みで比べることです。
返済が厳しいなら、銀行や公的窓口、支援団体など複数へ相談すべきです。リスケジュールは負担を消す魔法ではなく、元本返済を先へ送る選択でもあります。それでも家を失う前に立て直す時間を買えるなら、黙って延滞するよりはるかに現実的です。
