コンビニのおにぎりが高くなったと感じた筆者が、米や具材を買い、20個を手作りして費用を比べた。具なしは塩やラップを含めて1個約30円、具材を入れても約40~80円という試算になった。
一方、仕事をしながら毎日作り続けることには本人も自信がないと書く。買うおにぎりの価格には、材料だけでなく調理や販売の手間も含まれている。
我々が商品に払っているのは原材料費だけでなく、手間賃もだ。
今回検証した「節約おにぎり生活」を会社員の立場で継続できるかと聞かれたら、私は少し自信がない。
出典:コンビニおにぎり高騰に「庶民はもう買えない」の声…35歳貧乏ライターが1個40〜80円で「20個手作り」した“悲しい結論”(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース
コンビニおにぎりの値段に驚いて、自分で握れば安いと気づく。そこまでは分かりやすい。でも差額だけを見て「買う人は無駄遣い」と言い出すと、話は急に雑になる。米を炊き、具を用意し、握って片付ける時間は、家計簿には出なくても確かに使っている。
今回の試算で1個40~80円という数字は魅力的だ。ただ、毎日の昼食をその通りに続けられるかは別問題。忙しい日のコンビニ飯は、材料よりも手間と時間を買っている側面がある。節約の工夫を試すなら、作れる日にまとめて準備するなど、生活に合わせたやり方が現実的だろう。
一方で、手間を払えば節約できるとしても、店頭価格の上昇が痛くないことにはならない。食費を削るために労力を増やすしかない人に「自炊しろ」で済ませるのは酷だ。安さと続けやすさの両方を見ないと、この話の本当のしんどさは見えない。

