
簗農水相に省内「お支えチーム」 疑惑の釈明まで役所の仕事なのか
簗和生農林水産相が、自身を巡る疑惑への対応を支える「お支えチーム」が農水省内に作られたことについて、職員らに負担をかけていると陳謝しました。省職員が国会対応などに関わっていることも認めています。
簗農水相を巡っては、道路予算の配分に関する発言などへの批判が続き、参院の野党6党は問責決議案の提出を検討しています。大臣は説明を尽くす考えを示しました。
「国会のお決めになることについては、立場上申し上げることはできませんけれども、引き続き、しっかりと説明を尽くして、真摯に対応してまいりたいと考えております」
「いずれにしてもですね、関係者に非常に負担をかけているということもありますので、その点についてはですね、大変申し訳なく思っております」
出典:簗農水大臣、疑惑対応の「お支えチーム」結成で陳謝「関係者に非常に負担をかけている」 問責決議案には「説明尽くす」考え(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース
簗農水相の「お支えチーム」は、何をどこまで担っているのかを先に公開すべきです。大臣が国会で所管政策を答えるために官僚の助けを借りるのは普通のことです。しかし、議員個人の政治活動を巡る疑惑の整理まで省職員が担うなら、公務と私的な釈明の境目が曖昧になります。「負担をかけた」と謝るだけでは、その線引きは見えません。
道路予算を本当に恣意的に動かしたかも、発言だけで断定できません。だからこそ予算決定の記録と、チームの設置を誰が指示し、どんな業務を任せたのかを示す必要があります。農水省には食料や農業を巡る本来の仕事があります。疑惑への対応で職員を使うなら、その必要性を国民に説明するのが大臣の責任でしょう。
