東京ディズニーリゾートは2026年10月から、1デーパスポートの大人の上限価格を1万900円から1万2400円へ引き上げます。繁忙日に家族4人で入園すると約4万円、食事や土産、交通費まで含めれば日帰りでも10万円近くになる可能性があると記事は試算しています。
一方、オリエンタルランドの2026年3月期売上高は約7045億円で過去最高を記録しました。ただし、18歳未満の来園者は単純計算で9年間に200万人以上減少し、18~39歳も減る一方で40歳以上は増加。高価格化と次世代ファンの減少が、長期的な成長への懸念として浮上しています。
東京ディズニーリゾートが、また値上げに踏み切る。
子どもや若者が行かなくなれば、10年後、20年後のファンまで失うことになる。
ディズニーにとって本当に深刻なのは、値上げではない。子どもが「行きたい」と言わなくなることだ。
出典:値上げディズニーの「オワコン化」が始まった 「子ども200万人減」の裏で増える40代以上の来園者(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース
結論として、値上げ自体より深刻なのは、子どもや若者が最初のディズニー体験を持てなくなることです。来園者数を抑えながら客単価と満足度を高める戦略には、混雑対策や収益確保という合理性があります。しかし、家族4人で日帰り10万円近くかかる可能性があり、さらにスマホ操作や追加課金を前提とする仕組みまで複雑になれば、初めて訪れる家庭ほど入口で疲れてしまいます。現在の最高売上は、長年ファンである大人世代の購買力に支えられている面があります。将来も選ばれるには、価格に見合う体験の質を上げるだけでなく、子どもが作品やパークに憧れ、親が無理なく連れて行ける導線を残すことが欠かせません。短期の収益と次世代のファンづくりを両立できるかが、本当の経営課題でしょう。