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いきなり円高。一時154円台前半へ


いきなり円高。一時154円台前半へ

外国為替市場で円相場が一時1ドル=154円台前半まで上昇し、今年2月下旬以来、およそ半年ぶりの円高水準をつけた。

日銀が利上げを加速するとの観測や為替介入への警戒感が円買いにつながり、投機筋による円売りの巻き戻しも進んだとみられている。

「円相場は1ドル=154円台前半をつけました」

「日銀が利上げを加速するとの観測が円買いにつながっている」

出典:【速報】円相場 一時1ドル=154円台前半 円高進行 今年2月下旬以来、約半年ぶり水準(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース

160円台から154円台に戻れば「円高」という見出しにはなるが、生活者の感覚ではまだ十分に円安だ。輸入価格や光熱費、食料品の値段がすぐ下がるわけでもない。相場の一瞬の反発を、日本経済の体力が急回復した証拠のように扱うのは気が早い。

今回の動きには利上げ観測、介入警戒、円売りポジションの巻き戻しが重なっている。つまり、国内企業の競争力や賃金が突然強くなって円が買われた話ではない。次の日銀会合や米国の金利動向次第で、逆方向へ揺り戻される可能性も意識しておくべきだ。

円安を理由に値上げした企業には、仕入れ負担が下がった局面で価格へ還元する姿勢も問われる。ただし反映には時間差がある。数字一つで喜んだり悲観したりせず、この水準が続くのか、家計や企業コストへ実際に波及するのかまで見て初めて評価できる。

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