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望月衣塑子氏の対談本、4カ所誤記で回収 まず自分の取材を疑うべきでは


望月衣塑子氏の対談本、4カ所誤記で回収 まず自分の取材を疑うべきでは

東京新聞の望月衣塑子記者と内田樹氏の対談本について、朝日新聞出版が回収を決めた。高校生の川中だいじさんに関する望月氏の発言部分に、4カ所の誤りがあったという。望月氏は事実と異なる記述を公表したとして謝罪した。

朝日新聞出版は書店在庫など約8000部を回収する一方、発行済み2万部のうち購入された分への対応は今後検討するとしている。本人の経歴や経験を扱う記述だけに、訂正内容をどこまで届けられるかも問われる。

望月氏はX(旧ツイッター)で「川中さんについて事実と異なる記述を公表してしまい、深くお詫び申し上げます」と謝罪していた。

同社によると書店の在庫など約8000部を回収する。ただ、2万部を発行しており、すでに購入された分についての対応は今後検討するという。

出典:東京新聞・望月衣塑子記者の対談本回収へ 朝日出版公表、中学生新聞の川中さん巡る誤記述(産経新聞) – Yahoo!ニュース

望月氏の対談本は、回収を決めただけで片付く問題ではありません。実在する高校生について、本人が経験していないことを本に記せば、その人の評判や言葉の重みまで変えてしまいます。謝罪した点は必要な対応ですが、どの段階で誤りが入り、なぜ著者と編集部の確認を通ったのかを明らかにしてほしいところです。政治家に説明を求める記者なら、自分の取材と発言にも同じ物差しを当てるべきでしょう。

一方で、誤記があったという事実から、意図的な捏造だったと決めつけるのも早計です。必要なのは人物への罵倒ではなく、具体的な経緯の検証と、川中さんへの訂正・謝罪の届け方です。書店にある約8000部を回収しても、すでに購入された本は残ります。訂正情報を購入者が確認できるようにし、今後の対談本でも当事者の発言をどう確認するのか示してこそ、出版側の責任を果たしたと言えるのではないでしょうか。

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