
生きづらいIQ130超の女性が広告業界で居場所を得る。ギフテッドってだいたい生きづらいよな。
IQ130以上と分かった53歳のはるこさんは、思春期に周囲との関係に苦しみ、ひきこもる時期もありました。美大受験を目指す中で経済的な事情からデザイン事務所で働き始め、コピーライティングをきっかけに広告業界へ進んだといいます。
はるこさんは、言葉を磨き、違う発想を歓迎する職場の空気が自分に合っていたと振り返っています。その後は独立してさまざまな案件に携わり、現在は企業の広報を担当しています。
「広告業界は凄く馴染みやすかったです。テンポが合う人が周りに多くいたというか。」
「みんなで言葉を研ぎ澄ます、というのがとにかく楽しいんですよね」
出典:「本当の自分は理解されない」引きこもるギフテッド少女が社会人になって変貌…「IQ130超」女性が語る“幸運な”職業人生(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース
はるこさんの話で印象に残るのは、IQの数字より、仕事の場が変わって人とのつながり方まで変わったことです。学校でうまくいかなかった人が社会でも必ず苦しむわけではありません。興味を生かせる仕事、考え方の合う仲間、違う発想を受け止める空気がそろえば、同じ人の力も別の形で見えてきます。
もちろん、一人の経験をすべてのギフテッド当事者に当てはめることはできませんし、合う職場を見つければ困難が全部消えるわけでもないでしょう。逆に「高いIQなのだから成功するはず」と期待を背負わせるのも乱暴です。子どもでも大人でも、得意なことだけでなく苦手なことや本人の希望を見て、選べる環境を増やす。そのほうが、才能という言葉を持ち上げるよりずっと実用的な支えになると思います。
