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古株社員「なんで新人の給料21万円、教育係の俺が18万円なんだ?」


古株社員「なんで新人の給料21万円、教育係の俺が18万円なんだ?」

新人の基本給が21万円なのに、仕事を教える10歳上の社員は18万円。採用競争に合わせて初任給だけを上げた結果、既存社員との給与が逆転し、育成意欲まで削る問題が広がっています。

自分の基本給は18万円。新しく入った10歳若い後輩は21万円だという。同じ部署の事務職で、学歴も同じ。自分の給料は5年間上がらず、後輩に仕事を教えているのも自分だ。

部下や後輩との給料の差が縮まったと感じた208人のうち38%が、以前より部下や後輩を育てる意欲が下がったと答えた。

この実験が示唆するのは、給料の差そのものだけでなく、その理由を働く側が納得できるかどうかが、働き方に影響しうるということだ。

出典:新入社員の基本給21万円、10歳上で教える私は18万円というみじめ…大企業でも起きている給料逆転のモヤモヤ(ダイヤモンド・オンライン) – Yahoo!ニュース

新人より教育係の給料が低い状態は、感情論ではなく経営上の欠陥です。採用市場に合わせて初任給を上げる判断自体は必要でも、その費用を既存社員の据え置きで捻出すれば、経験と責任を値引きしたことになります。新人に罪はありません。矛先を若手へ向けさせる賃金設計こそ問題で、会社は目先の採用人数を得る代わりに、教育する人の善意と定着を失っていきます。

企業は初任給のニュースだけを宣伝せず、等級ごとの最低額を連動して引き上げ、昇給の根拠も示すべきです。原資が限られるなら、少なくとも教育担当の手当や職務給で責任に報いる必要があります。働く側も不満を抱えたまま後輩へ冷たくするより、自分の職務と相場を数字で確認し、交渉や転職を選べる状態にしておきたいところです。「辞めない人には払わない」が通用する会社は、残ってほしい人から順にいなくなります。

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