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麻生太郎氏が86歳でも自民党人事を左右 「選挙で勝てば生涯現役」で世代交代は進むのか


麻生太郎氏が86歳でも自民党人事を左右 「選挙で勝てば生涯現役」で世代交代は進むのか

麻生太郎氏が86歳を迎えても自民党内で強い影響力を保つ中、党の大物OBから引退を促す声が上がりました。本人側は福岡8区の有権者に選ばれた責任を果たすとの立場です。

かつて自民党には“70歳定年制”という考え方がありました。中曽根康弘さんや宮澤喜一さんも高齢が理由で引退しています。

86歳になっても現職にとどまる麻生さんの姿勢は、自民党の伝統から外れているし、在職が長過ぎると思います。

衆議院の小選挙区制度の下、福岡8区の皆様にご選出いただいた責任を重く受け止め、しっかり職責を果たして参る所存です

出典:麻生太郎氏はいつまで権力にしがみつくのか… 自民大物OBも引退勧告「86歳で現職、伝統から外れている」(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース

麻生氏の年齢だけを退場理由にするのは雑です。判断力も体力も個人差があり、選挙で選ばれた事実は軽く扱えません。ただし、当選し続ければ党人事をいつまでも左右できる仕組みが健全かは別問題です。後継者を育てず、経験を権限として抱え込むなら、それは「ベテランの知恵」ではなく組織の新陳代謝を止める力になります。

必要なのは一律の年齢差別ではなく、役職の任期、権限の透明化、後継育成をセットにした出口の設計でしょう。有権者が選ぶ議員職と、党内で役職や公認を配る力は切り分けるべきです。「選挙で勝ったから問題なし」で済ませれば、若手は永遠に順番待ちです。麻生氏が本当に党を思うなら、影響力の大きさではなく、権限を手放しても回る組織を残すことが最後の仕事ではないでしょうか。

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