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VIVANTを中国紙が「中国中傷」と批判 架空の悪役に国名を重ねすぎでは


VIVANTを中国紙が「中国中傷」と批判 架空の悪役に国名を重ねすぎでは

中国紙「環球時報」は26日、日本のドラマ「VIVANT」を批判する記事を掲載した。中国系組織が作中で行う拷問の描写を取り上げ、中国を中傷し「中国脅威論」を誇張していると主張した。

「環球時報」の記事は中国のインターネット上の声も紹介し、日本の自衛隊の非公認部隊が活躍する物語の描き方にも異議を唱えている。批判は中国紙によるもので、中国政府が公式に抗議したとの報道ではない。

中国紙「環球時報」は26日、中国のインターネット上の声を引用する形で、日本のTBS系ドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」を批判する記事を掲載した。

作中で中国系の組織が行った拷問を問題視し、ドラマが「中国を中傷し、『中国脅威論』を誇張している」と指弾した。

出典:中国紙が「VIVANT」を批判 「中国を中傷、脅威論を誇張」(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

「VIVANT」への中国紙の批判は、作品内の組織を国や国民全体と同一視しすぎではないでしょうか。架空の敵役が登場したからといって、その国の人すべてを悪者に描いたことにはなりません。視聴者がフィクションと現実を区別できる余地は、まず認めるべきです。

一方で、拷問の描写や歴史との重ね方を批評する自由もあります。制作者は「架空だから何を描いても無関係」と言い切るより、どの表現がなぜ問題視されたのかを受け止めてよい。ただ、今回報じられたのは中国紙の記事であり、政府による抗議や放送への介入と取り違えるのは話を大きくしすぎです。

ドラマの評価は場面と文脈で語るべきで、国籍をひとまとめにした非難合戦にしても作品の中身は見えません。批判する側も擁護する側も、現実の中国人と物語上の組織を分ける。その線引きこそ、いま必要だと思います。

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