
ユニクロ「お前ら喜べ、靴下は生活必需品だから値上げは撤回だ」。
ユニクロは27日、「50色ソックス」の値上げを撤回し、ソックスのまとめ買い販売も続けると発表した。11月10日から税込み290円を390円に上げ、3点または50色ソックス4点で990円になるまとめ買いを終了する予定だった。
ユニクロは靴下を生活必需品の象徴的な商品と位置づけ、再検討して方針を変えた。一方、秋冬商品全体で平均約4%値上げする方針は変わらず、ほかの商品は予定通り値上げする。
カジュアル衣料店「ユニクロ」は27日、予定していた「50色ソックス」の値上げを撤回し、「ソックスまとめ買い」の販売終了も取りやめると発表した。
ほかの商品は予定通り値上げする。
ユニクロが靴下の値上げを撤回した判断は、毎日使う商品を買う人にはありがたい話です。290円から390円への変更は1足では100円でも、家族分やまとめ買いでは負担が目立ちます。予定を告知した後に変更できた柔軟さも評価できます。
ただ、「靴下は必需品」と言うなら、ほかの衣料も生活に欠かせない人がいるはずです。今回の撤回は全商品の価格据え置きではなく、秋冬商品の平均約4%の値上げは続きます。靴下だけを目立つ例外にして、全体の値上げが見えにくくなっては困ります。
企業にとって原価や人件費を価格へ反映する事情はあるでしょう。安さを守る一方で、品質や働く人への負担を削っては本末転倒です。ユニクロには、何を据え置き、何を上げるのかを商品ごとに分かりやすく示してほしいところです。
