
NHK「職員が出演者から性被害がでてPTSDで休職したので3年後に異動させました。」何やってたの?
NHKは、職員が番組出演者から意に沿わない性被害を受け、体調不良から欠勤・休職に至り、その後PTSDと診断された事案を発表しました。職員は被害から1年数カ月後に職場へ申告し、別の職場での復職を強く求めましたが認められませんでした。
復職後も異動を求め続け、実現したのは被害から3年余り後でした。NHKは労働組合から申し入れを受け、外部専門家を含む調査検討委員会を設置。会長は、当時の対応が不適切で職員のキャリアに大きな影響を与えたとして謝罪しました。
委員会が認定した事実では、職員が番組の出演者などとの懇親会の後、出演者により意に沿わない性被害にあった。
職員は、被害から1年数カ月後、職場に被害を打ち明け、別の職場での復職を強く求めたが、認められなかった。
また、復職後も異動を求めたが、実現したのは被害から3年余り後で、職員は、「意の沿わない性被害の影響によるPTSD」と診断されている。
出典:【速報】NHK職員が出演者から性被害 PTSDになり休職 復職時の異動希望かなわず(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) – Yahoo!ニュース
被害そのものに加え、安心して働ける環境への異動が3年余り実現しなかったことは重く、組織が二次被害を防げなかったと受け止められても仕方ありません。性被害を申告すること自体に大きな負担があり、PTSDでは被害を想起させる場所や人間関係を避ける環境調整が重要です。まず被害者の安全、治療、キャリアを守り、そのうえで事実調査と関係者への対応を進める順番が必要です。一方、記事で明らかになっていない出演者を憶測で特定すれば、無関係な人や被害者を傷つける恐れがあります。求めるべきは犯人探しではなく、なぜ通常の上司・人事ルートで救済できず、労組の申し入れまで外部調査が始まらなかったのかという検証です。NHKは判断過程と再発防止策を具体化し、同様の申告に直ちに対応する独立窓口を整えるべきです。
