
定期券でトイレだけ借りると閉まる改札。はい、入場料160円徴収な。
通勤定期券で駅構内に入り、列車に乗らず同じ駅から出ようとすると、入場券代を求められる場合がある。定期券は列車に乗るための乗車券で、駅構内への自由な出入りを認めるものではないためだ。
JR東日本では、トイレや店舗だけの利用は原則として入場券が必要。一部駅では交通系ICカードを使う「タッチでエキナカ」により、同一駅を2時間以内に出場すると入場券相当額が差し引かれる。
定期券は「列車に乗車するための乗車券」であり、駅構内を自由に出入りできることを前提としたものではありません。
乗車以外の目的で改札内へ入る場合は、原則として入場券を購入する必要があります。
同じ駅の自動改札機から入場し、2時間以内に同じ駅で出場した場合は、「タッチでエキナカ」が適用され、入場券と同額の料金がICカードのチャージ残高から自動的に差し引かれます。
規則上、定期券が乗車のための券で、トイレだけなら入場券が必要という説明は筋が通っている。だが、定期区間の隣駅まで一度乗って戻れば追加料金なし、同じ駅で用を済ませて出れば160円という運用は、利用者にも鉄道会社にも無駄を強いる。駅ナカ商業施設で稼ぐ時代に、日常的に運賃を払う定期客まで「乗らないから別料金」と門前払いする発想は少々古い。20分以内は無料にする会社や、事情を聞いて柔軟に通す駅もあるなら、全国で分かりやすい基準を整えられるはずだ。駅員の善意やその日の判断に任せず、短時間の同一駅入出場をICで処理する仕組みにすればいい。160円を守るために顧客の納得を失う方が、鉄道会社には高くつく。それこそ経営判断だ。
