
BYD軽EV「ラッコ」、2週間で受注1000台。日本勢の牙城は崩れるか。
BYDの軽EV「ラッコ」は7月28日の発売から2週間で受注1000台を超えた。エントリー価格は214万5000円で、国のCEV補助金15万円を使えば実質200万円を下回る。
BYDの軽EV「ラッコ」は航続距離320キロの最上級グレードが249万7000円で、受注の約8割を占める。国内の販売拠点は7月末時点で開業準備室などを含め77拠点という。
「7月28日に中国BYDが発売した軽EV・ラッコの販売が好調だ。わずか2週間で1000台超の受注を獲得している。」
「現在、ラッコに対する国のCEV補助金は15万円。エントリーグレードは214万5000円で、補助金を利用すれば実質200万円以下で購入できる。」
「さらに航続距離320㎞の最上級グレードは249万7000円。BYDによると、受注の約8割は最上級グレードだという。」
出典:発売2週間で受注1000台超! BYD 「ラッコ」がニッポンの軽市場をぶっ壊す!!(週プレNEWS) – Yahoo!ニュース
BYD軽EV「ラッコ」の1000台受注は、日本の軽市場を壊した証明ではなく、価格と装備への関心が実売へ変わるかを見る出発点だ。補助金込みで200万円を下回る入口と、320キロ走れる上位グレードは確かに目を引く。だが、注文数と登録台数は同じではなく、納車後の故障対応、部品供給、保険料、電池劣化、下取り価格が見えなければ、生活の足としての評価は固まらない。とりわけ集合住宅では自宅充電の壁が残り、航続距離だけを比べても使い勝手は測れない。一方で、中国企業という理由だけで品質を決めつけるのも雑だ。日本メーカーが守るべきは国籍ではなく、販売網、整備、残価、狭い道での扱いやすさまで含む総合力である。勝負は発売2週間の話題ではない。3年後にも安心して乗れ、中古車として値段が付くか。そこまで確認できて初めて、1000台は市場を変えた数字になる。
