残価設定ローンで約600万円のアルファードを買った家族が、車を豪雨で失い、約480万円の一括精算に直面する事例をファイナンシャルプランナーが紹介した。実際の相談を基に数値や設定を変更した再構成事例であり、そのまま実在の一家の出来事としては扱えない。
残クレは将来の残価を据え置いて月々の支払いを抑える仕組みだが、全損時には残債の精算を求められる場合がある。事例では車両保険に入っておらず、別のローンで精算した後も車の買い替え費用が重なった。
実際の相談事例をベースに一部の数値や設定を変更・再構成したものです。
提示された一括精算額は、約480万円。
残クレの怖さは、月々の支払いが軽く見えても、車を失ったときの債務まで軽くなるわけではない点です。この事例は数値などを変えた再構成で、実在の一家に起きた事故として騒ぐのは違います。それでも、全損時の精算条件を知らず、車両保険も貯蓄もないまま高額車を買えば家計が詰まる、という教訓は現実的でしょう。残クレ自体が悪い商品という話でもありません。
通常のローンでも、無保険で車を失えば返済義務は残ります。ただ、残クレは据え置いた残価も含めて精算する可能性があり、月額だけでは負担が見えにくい。販売側は返却条件や全損時の費用を契約前に具体的に示し、買う側は保険料を含む総額と手元資金を確認すべきです。「払える月額」ではなく「失っても立て直せる額」で車を選ぶのが、結局いちばん堅実です。

