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あしなが学生募金、10年で約6.9億円がアフリカ支援に資金転用。


あしなが学生募金、10年で約6.9億円がアフリカ支援に資金転用。

あしなが育英会の「あしなが学生募金」では、2016年から2025年までの10年間、寄付金の半分にあたる約6億9千万円がアフリカの遺児支援に使われていた。記事は、使途を十分知らなかった寄付者の反発と、海外支援の理念を評価する見方を紹介している。

あしなが学生募金の寄付は、2026年から全額が国内の遺児らの奨学金に充てられている。国内でも奨学金の申請者に資金が追いついておらず、2026年度の予約採用では632人が不採用となったという。

あしなが育英会の「あしなが学生募金」をめぐり、2016年から25年までの10年間、集まった寄付金の半分(約6億9千万円)がアフリカの遺児支援に充てられていたことが拡散。

26年からは、学生募金の寄付は全額が国内の遺児らの奨学金に充てられている(育英会としてのアフリカ遺児支援は、別の財源で続けるとしている)。

出典:なぜ「日本の遺児のため」の募金が10年間もアフリカに渡ったのか…あしなが募金の大炎上が暴いた“善意の横領感”の正体(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース

あしなが学生募金の問題は、アフリカの遺児を支援したこと自体ではなく、寄付する人が使途を十分理解できたかどうかです。海外の子どもを助けたい人も、日本国内の遺児に届けたい人もいる。その選択を寄付者に委ねず、募金箱の前では国内向けだと思わせる余地があったなら、規約に書いてあったとしても説明は足りません。善意のお金ほど、目的と配分を短く、目立つ形で示す必要があります。

もちろん、アフリカ支援を不要だと切り捨てるべきではありません。団体が別の財源で続ける方針なら、その財源と実績を公開し、国内向けの学生募金とは分けて案内すればよいでしょう。国内で支援を受けられない申請者がいる現状も深刻です。ただ、寄付先の説明不足への疑問をすべて排外主義と片付ければ、肝心の信頼回復が遠のきます。配分を明確にし、寄付者が納得して選べるようにすることが先です。

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