
タイムズカー免許証画像146万件に「お見舞い3000円」。安すぎた代償。
タイムズカーを運営するパーク24は、本人確認に使う運転免許証などの画像約146万4800件について、外部に送信された痕跡を確認したと発表した。対象者に現金または金券で3000円相当のお見舞い金を渡す方針だ。
別に個人情報約662万8007件の流出も報告されている。画像へのアクセスは確認されたが外部送信の痕跡が見つかっていない約89万1602件とは、状況を分けて捉える必要がある。
本人確認画像約146万4800件が外部へ送信された痕跡が確認されたという。
お見舞金として3千円相当の現金または金券を渡す。
タイムズカーの免許証画像の件で、3000円という数字だけが独り歩きしている。受け取る側にとっては、画像の行方が分からない不安は一度きりの支払いでは消えない。現金か金券かより、何が送信され、どう悪用を警戒すべきかを知りたいはずだ。
しかも報じられた数字は一つではない。外部送信の痕跡がある画像約146万4800件、アクセスはされたが送信痕跡がない画像約89万1602件、さらに個人情報の件数も別にある。全部をひとまとめに「免許証が流出した人数」と呼ぶのは雑すぎる。
会社には対象者ごとの違いが分かる通知と、後から不審な利用に気づいた場合の相談窓口を期待したい。お見舞い金は対応の一部であって、説明の代わりにはならない。補償額への賛否より先に、影響を受けた人が自分の状況を確かめられることが大切だ。
