
負債1.5億円で倒産《コオロギ昆虫食》元社長が明かす再起策「狙うは鳥向けインフルワクチン」「もう一度リベンジする」
食用コオロギ事業を展開したグリラスは、炎上や販売不振などを経て2024年11月に約1億5000万円の負債を抱え破産しました。
元社長は研究を続け、コオロギを使った鳥インフルエンザの経口ワクチンから再起し、将来は再び食用分野を目指す構想を明かしています。
「食用コオロギではうまくいかなかったが、ピボットして2〜3年後には再起業したい」
「消費者にとってシンプルにメリットのある商材を提供するべきだった」
「もう一回リベンジしないと気が済まない」
出典:負債1.5億円で倒産《コオロギ昆虫食》元社長が明かす再起策「狙うは鳥向けインフルワクチン」「もう一度リベンジする」(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース
食用コオロギが定着しなかった最大の理由を陰謀論や炎上だけに求めるのは無理があります。消費者から見れば、慣れない食材を選ぶ心理的な壁に加え、価格や味、既存のタンパク源と比べた利点が分かりにくかったことが大きいでしょう。その反省から、まず鳥向けワクチンのような高付加価値用途に転じる発想は合理的です。ただし、医薬品には有効性、安全性、製造の安定性、承認取得という厳しい条件があり、話題性だけでは事業になりません。研究成果と採算性を段階ごとに示し、需要側である養鶏事業者の課題に本当に合うかを検証する必要があります。失敗を公に語って再挑戦する姿勢は評価できますが、食用への再参入は社会的意義より、消費者が自発的に選ぶ明確な価値を作れるかが分岐点です。
