
サッカー男子日本代表、北朝鮮を1-0撃破 整列拒否より危うい「内容」の薄さ
サッカー男子日本代表がアジア大会準々決勝で北朝鮮を1-0で下し、4強入りを決めました。
サッカー男子日本代表は前半39分のンワディケ選手の得点を守り切りましたが、判定への猛抗議や試合後の北朝鮮側の整列拒否まで重なり、後味の悪さが残りました。
北朝鮮は日本に敗れ、4強入りを逃した。試合後、選手たちはぶ然とした表情で審判団、日本チームとのあいさつを拒否した。
日本は前半39分、最終ラインからのロングボールがワンバウンドしたところをFWンワディケが北朝鮮DFと競り合いながら保持し、ゴールへ流し込んだ。
後半は北朝鮮が猛攻。後半42分にはゴール前でチェ・グクがシュートしたが、日本が懸命の守備で回避。北朝鮮側はハンドを主張し、主審に詰め寄った。
サッカー男子日本代表にとって、勝ち切った事実は大きいです。ただし相手の整列拒否ばかりを面白がれば、後半に押し込まれ、判定一つで追いつかれてもおかしくなかった内容が隠れます。礼儀を欠いた振る舞いは批判されて当然ですが、それで日本の課題まで帳消しにはなりません。
北朝鮮の猛抗議には大会側が映像と規定に基づき淡々と対応すべきです。国籍や過去の印象を持ち出して選手全体を乱暴に括るより、個々の行為を処分対象として切り分けた方が筋が通ります。スポーツマンシップは感情論ではなく、同じ基準を全チームに適用してこそ意味があります。
サッカー男子日本代表が次に問われるのは、騒ぎの中で拾った1点を再現性のある攻撃へ変えられるかです。守り切った試合を美談にするだけでは頂点に届きません。パス精度、押し込まれた時間帯の修正、追加点を奪う設計を詰め、勝敗以外でも相手を黙らせる試合を見せてほしいところです。
