
田村淳のうな重動画、帽子と肘でマナー論争 店より先にSNSが説教する時代
田村淳さんが東京のうなぎ店を紹介した動画を公開したところ、食事中の帽子とテーブルについた肘を巡ってマナー論争が起きました。
田村淳さんの動画には店への敬意を欠くとの指摘が相次ぐ一方、店側が認めているなら第三者が口を挟む話ではないとの反論も出ています。
「うなぎ好きな人へ必ず行って欲しいお店です!」と綴って、東京の鰻店〝うなぎ魚政〟を訪れた動画をXに公開。
美味しそうにうな重を味わう様子を捉えた動画だが、黒いキャップを被ったまま食事する姿やテーブルに肘をついた場面に「帽子を取れ肘をつくな」「お店に対してリスペクトがあるなら脱帽された方が良いかもしれません」「鰻と店に対しての冒涜ですよ」「行儀が悪い」など〝マナー〟を指摘するコメントが寄せられ、それに対し「店の人に言われるならまだしも…」「よそ様の食事にケチつけんな」といった意見も書き込まれていた。
田村淳さんの肘づきが上品に見えないのは確かです。わざわざ店を薦める公開動画なら、所作まで見られることも仕事のうちでしょう。ただ、帽子には体調や事情が絡む場合もあり、映像だけで「店への冒涜」とまで断定するのは、マナーを語る側の振る舞いとしても雑に見えます。
店の服装規定や注意があるなら、それが一番分かりやすい基準です。明確なルールがない場所で、他人の食べ方を一斉監視する空気は息苦しいものです。行儀の良さは本来、同席者や店を不快にさせないための配慮であって、嫌いな有名人を殴るための便利な棒ではありません。
田村淳さん側も、SNSで店を宣伝するなら料理だけでなく自分の姿が商品になると理解した方が安全です。一方で見る側も、気になる所作を指摘することと人格攻撃を分けるべきでしょう。店が置き去りになり、説教合戦だけが伸びるのでは、せっかくのうな重動画がいちばん不味くなります。
