
北海道の中学で体罰、教師は減給・校長も戒告。やりづらい時代だな。
北海道石狩管内の中学校で、学年末テスト中に居眠りをしていた中学2年の男子生徒の頭を教師が平手で1回叩いた。道教委は教師を11月5日付で減給10分の1、1カ月の処分とした。生徒にけがはなかった。
当時の校長は、体罰を把握しながら教育委員会に報告しなかったとして戒告処分を受けた。生徒は別の教師に相談しており、道教委は保護者から地元の教育委員会への連絡を受けて事態を把握したという。
男子生徒にけがはありませんでした。
「学校から説明がない」
北海道の中学で起きた体罰で重く見るべきなのは、生徒が別の先生に相談したのに、校長の報告がなく、保護者の問い合わせで道教委が把握したことです。生徒の側から声を上げるのは簡単ではありません。相談を受けた時点で、誰が本人から事情を聞き、保護者に何を伝えるのかが決まっていなければ、窓口があっても機能しません。
試験中に寝ている生徒を起こしたいという事情は分かります。ただ、頭を叩くか放っておくかの二択ではないでしょう。まず声を掛け、反応がなければ体調を確認し、試験の扱いは学校のルールで判断する。処分の重さは議論できても、問題を把握した時の報告まで曖昧にしてはいけません。先生を萎縮させないためにも、個人の判断だけに任せない手順が必要です。
